【台風・豪雨対策】ニュースを見てからでは遅い!「72時間」を乗り切る備え完全ガイド
テレビやスマートフォンで「大型台風接近」「線状降水帯」「記録的短時間大雨情報」といったニュースを見ると、不安になる方も多いのではないでしょうか。
「何か準備しなきゃ。」
そう思ってスーパーへ向かったものの、水やパンはすでに売り切れ。
モバイルバッテリーも見つからない。
そんな経験をされた方も少なくありません。
実際、台風は地震と違い、ある程度接近することが事前に分かる災害です。
つまり、事前に備える時間がある災害でもあります。
だからこそ、ニュースを見て慌てるのではなく、普段から少しずつ準備しておくことが家族を守る最大のポイントになります。
私は柔道整復師として働きながら、10歳と3歳の子どもを育てています。
週末は少年野球へ同行し、屋外作業や暮らしサポートの現場でも暑さや停電への備えを日頃から意識しています。
実際経験もしましたが停電は「少し不便になる」程度ではありません。
冷蔵庫が止まる。
スマートフォンの充電が気になる。
室内はどんどん暑くなる。
子どもたちも落ち着かない。
「電気が使えない」というだけで、生活は想像以上に変わります。
この記事では、本当に役立った備えや、柔道整復師として身体への影響も交えながら、「今日から始められる台風対策」を分かりやすくご紹介します。
この記事を読み終えた頃には、「何を準備すればいいのか」が明確になり、不安よりも安心が大きくなっているはずです。
第1章|台風で本当に困ることは?停電すると生活はどう変わるのか
「台風で怖いのは強い雨風だけ。」
そう思われる方も多いかもしれません。
しかし、実際に生活へ最も大きな影響を与えるのは、ライフラインが止まることです。
電気。
水道。
通信。
道路。
物流。
これらは普段、当たり前に使えているからこそ、そのありがたさを意識することは少ないでしょう。
しかし一度止まると、生活は連鎖的に不便になっていきます。
例えば停電が起きると、まず部屋の照明が消えます。
テレビは映らず、Wi-Fiも使えなくなります。
エアコンや扇風機も停止し、真夏なら室温は急激に上昇します。
冷蔵庫も止まるため、生鮮食品や冷凍食品は時間とともに傷み始めます。
情報を集めようとスマートフォンを使えば使うほど、今度はバッテリー残量が減っていきます。
そしてマンションでは、停電によって給水ポンプが停止し、水道やトイレまで使えなくなるケースもあります。
戸建て住宅でも、井戸ポンプや電動給湯器、浄化槽などを利用している場合は、停電の影響を受けることがあります。
「電気が止まるだけ」と考えていると、実際はその影響の大きさに驚きます。
停電したら生活はどう変わる?

冷蔵庫は「なるべく開けない」が基本
停電すると、多くの方がまず冷蔵庫を開けてしまいます。
「中は大丈夫かな。」
「まだ冷えているかな。」
気持ちはよく分かります。
しかし、冷蔵庫は開けるたびに冷気が逃げてしまいます。
一般的には、ドアを開けなければ冷蔵室で約3〜4時間、冷凍室で約24〜48時間程度は冷気を保てると言われています。
停電したら、必要最低限以外はできるだけ開けないことが大切です。
私は停電を経験した際も、必要な時だけ素早く開閉することを意識しました。
さらに保冷剤や凍らせたペットボトルを活用したことで、食品への影響を最小限に抑えることができました。
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💡 柔道整復師のコラム①|停電で最も怖いのは「熱中症」と「脱水」です
停電すると、エアコンや扇風機が止まります。
真夏の住宅は短時間でも室温が大きく上昇し、高齢者や小さなお子さんは熱中症になる危険性が高まります。
高齢者は暑さや喉の渇きを感じにくく、子どもは体温調節機能がまだ十分ではありません。
さらに寝苦しさによる睡眠不足が重なると、体力や免疫力も低下します。
柔道整復師としても、災害時には「暑さ対策」が命を守る最優先事項の一つだと考えています。
警戒レベル3・4・5の違いって?
ニュースでよく耳にする「警戒レベル」。
実は、この意味を正しく理解している方は意外と多くありません。
災害時に命を守るためには、避難のタイミングを知っておくことが非常に重要です。
警戒レベル3
高齢者等避難
高齢者や小さなお子さんがいる家庭、避難に時間がかかる方は、この段階で避難を始めることが推奨されています。
警戒レベル4
避難指示
危険な場所にいる人は全員避難します。
この段階では、「まだ大丈夫だろう」という判断は非常に危険です。
警戒レベル5
緊急安全確保
すでに災害が発生、または切迫している状況です。
この時点では、安全な避難行動が取れない可能性もあります。
つまり、
レベル5になってから避難するのでは遅いのです。
ハザードマップも一度確認しておきましょう
避難するかどうかを判断するためには、自宅周辺の危険性を知ることも重要です。
一度だけでも、お住まいの自治体が公開しているハザードマップを確認してみてください。
・浸水する地域なのか。
・土砂災害警戒区域なのか。
・河川が近いのか。
・避難場所はどこなのか。
家族全員で共有しておくことが、いざという時の冷静な判断につながります。
第2章|【保存版】72時間を乗り切るための備えリスト
災害が発生すると、救助や支援物資が十分に届くまでには一般的に72時間(3日間)かかると言われています。
この72時間を家族で乗り切るための備えが、防災の基本です。
一度にすべてを揃える必要はありません。
普段の買い物の中で少しずつ備えるだけでも、大きな安心につながります。
まずは次のチェックリストを確認してみてください。
72時間を乗り切る備えチェックリスト

優先して準備したいもの
□ 飲料水(1人1日3Lが目安)
□ そのまま食べられる食料
□ LEDランタン
□ 簡易トイレ
□ モバイルバッテリー
□ 乾電池
□ カセットコンロ・ガスボンベ
□ ラジオ
□ 保冷剤
□ 現金(小銭・千円札)
ここで大切なのが「ローリングストック」という考え方です。
特別な非常食だけを備えるのではなく、普段から食べているレトルト食品や缶詰、水などを少し多めに買い、使った分だけ買い足していく方法です。
賞味期限切れを防ぎながら、無理なく備えを続けられるため、多くの自治体でも推奨されています。
👉 手軽に購入できる防災グッズ
『【停電・災害時に役立つ】低単価な防災用品まとめ|買ってよかった日用品と備え方』
第3章|停電を経験して分かった「本当に困ったこと」と「助かったこと」
「停電くらいなら数時間我慢すれば大丈夫。」
そう思っていたのは、実際に停電を経験する前の私でした。
しかし、実際に夏場の約6時間の停電を経験すると、想像していた以上に生活への影響は大きく、普段当たり前に使えている電気のありがたさを痛感しました。
まず困ったのが、冷蔵庫です。
停電した瞬間は「少し待てば復旧するだろう」と考えていましたが、時間が経つにつれて「このまま復旧しなかったら食品はどうなるのだろう」という不安が大きくなりました。
冷凍庫の氷はいつまで持つのか。
肉や乳製品は傷まないだろうか。
冷蔵庫を開けたい気持ちになりますが、開けるたびに冷気が逃げてしまいます。
そのため、本当に必要な時以外は開けないことを意識しました。
また、スマートフォンも大きな問題でした。
停電すると状況を知りたくなり、何度もニュースや自治体の情報、防災アプリを確認します。
家族や知人との連絡も増えます。
すると、普段以上のスピードでバッテリーが減っていきます。
停電が長引くほど、「充電ができない」という不安は想像以上に大きくなります。
さらに真夏だったこともあり、エアコンが停止した室内は徐々に暑くなっていきました。
窓を開けても風がない時間帯は熱気がこもり、小さなお子さんや高齢者がいる家庭では熱中症への警戒も必要になります。
この経験から強く感じたのは、「停電は電気が使えなくなるだけではない」ということでした。
生活全体に影響が広がり、精神的な不安も大きくなります。
一方で、事前に準備していたものが役立った場面も多くありました。
ポータブル電源によって必要最低限の電気を確保できたこと。
スマートフォンを充電できたこと。
コードレス扇風機を使用できたこと。
冷蔵庫への給電を維持できたこと。
「電気が少しでも使える。」
それだけで焦りが大きく減り、落ち着いて行動することができました。
災害時は、便利さよりも「安心」が大切なのだと実感した出来事でした。
👉 実体験からの停電対策
『【体験談】停電6時間で本当に困ったことは?我が家が見直した防災対策と役立った備え』
💡 柔道整復師のコラム①|停電時は「転倒」と「疲労」にも注意しましょう
夏の停電というと熱中症ばかりに目が向きますが、身体の専門家として注意していただきたいのが「転倒」です。
照明が使えない室内では、普段なら避けられる段差や家具にも気付きにくくなります。
さらに暑さによる疲労や睡眠不足が重なると集中力や判断力も低下し、転倒やケガのリスクが高まります。
特に高齢者は骨折をきっかけに生活が大きく変わってしまうこともあります。
LEDランタンなどで室内の明かりを確保し、安全に移動できる環境を整えておくことも、大切な防災対策の一つです。
第4章|台風が来る前に「やってはいけないこと」
台風が接近すると、不安から慌てて行動してしまう方も少なくありません。
しかし、その行動がかえって危険につながることがあります。
ニュースでもよく聞くかもしれません。
ここでは、台風接近時に避けたい代表的な行動をご紹介します。

川や用水路を見に行かない
毎年のようにニュースになりますが、「少し様子を見てくる」と外へ出て被害に遭うケースが後を絶ちません。
水位は短時間で大きく変化します。
見に行くこと自体が命に関わる危険な行動です。
水流の力という物は想像以上に強力です。
屋根や雨どいの修理を直前にしない
飛ばされそうな物が気になる気持ちはよく分かります。
しかし、強風が吹き始めてから屋根へ上がることは非常に危険です。
転落事故も毎年発生しています。
点検や補修は天候が安定している時期に済ませておきましょう。
停電してから充電を始めない
停電してからモバイルバッテリーやポータブル電源を探しても遅い場合があります。
ニュースで台風情報が出た段階で、スマートフォンやモバイルバッテリー、ポータブル電源は早めに満充電にしておくことをおすすめします。
ガソリンが少ないままにしない
停電するとガソリンスタンドも営業できなくなることがあります。
また、営業していても長い行列ができることがあります。
台風が接近する前に給油を済ませておくと安心です。
車は移動手段としてだけではなく、避難先への移動や情報収集、スマートフォンの充電など、災害時には重要な役割を担います。
台風が近づいてから買い物へ行かない
大型台風が予報されると、スーパーやホームセンターでは次のような商品が品薄になることがあります。
・飲料水
・パン
・カップ麺
・乾電池
・カセットガス
・簡易トイレ
・養生テープ
・ブルーシート
・モバイルバッテリー
どれも災害時に必要性が高いものばかりです。
ニュースを見てから慌てて買いに行くのではなく、普段から少しずつ備えておくことで、焦らず行動できます。
💡 柔道整復師のコラム②|災害後に増える「腰痛」にも気を付けましょう
台風が過ぎた後は、家の片付けや掃除、土のうの運搬、家具の移動など、普段行わない重労働が続きます。
その結果、ぎっくり腰や膝の痛み、肩の痛みで受診される方も少なくありません。
特に給水所で重い水を何度も運ぶ作業は、身体への負担が想像以上に大きくなります。
無理をせず、荷物は家族で分担したり、キャリーカートなどを活用したりしながら、安全第一で作業を行いましょう。
第5章|「普段使い」が「もしもの備え」になるフェーズフリーという考え方
防災用品というと、「災害が起きた時だけ使う特別なもの」というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
しかし、最近では「フェーズフリー」という考え方が広がっています。
フェーズフリーとは、普段の生活で便利に使っているものが、そのまま災害時にも役立つという考え方です。
例えば、暑い日の屋外活動やキャンプ、少年野球、車での長距離移動などで活躍するコードレス扇風機やポータブル冷蔵庫。
普段は快適に過ごすための道具ですが、停電した時には熱中症対策や食品の保冷に役立ちます。
ポータブル電源も同じです。
アウトドア用品として購入される方も多いですが、停電時にはスマートフォンの充電や照明、冷蔵庫などへ電気を供給できる心強い存在になります。
「防災のためだけに買う」と考えると、どうしても購入の優先順位は下がってしまいます。
一方で、日常生活でも使う機会があると考えれば、使い方にも自然と慣れ、いざという時にも慌てずに活用できます。
これがフェーズフリーの大きなメリットです。

電気を「ためる」だけでなく「増やす」という考え方
ポータブル電源は充電して使うだけではありません。
停電が長引いた場合には、「どうやって電気を補充するか」も重要になります。
その方法の一つが走行充電器です。
車で移動している間にポータブル電源を効率よく充電できるため、避難先への移動や買い出しの時間を有効活用できます。
さらに、天気が回復して太陽が出ている日であれば、ソーラーパネルを利用して充電する方法もあります。
停電が数時間で終わるとは限りません。
数日間続くケースも想定し、「電気を使う」だけではなく「電気を確保する方法」も考えておくことで、安心感はさらに高まります。
👉 移動しながら効率よく充電したい方はこちら
『【現場のノウハウ】走行充電器の仕組みとおすすめモデル徹底比較』
👉 ポータブル電源選びで迷っている方はこちら
『【2026年最新】ポータブル電源5大メーカー徹底比較』
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『防災用ポータブル電源の選び方|家族構成別に必要な容量を解説』
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『【オールシーズン使える】コードレス扇風機・サーキュレーター徹底比較』
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『【2026年最新】車中泊や現場作業で本当に冷えるポータブル冷蔵庫5大メーカー』
第6章|【保存版】台風接近!3日前・前日・当日にやることチェックリスト
台風対策は、当日になって慌てて始めても間に合わないことがあります。
進路予報が出た段階から、少しずつ準備を進めていくことが大切です。
ぜひスクリーンショットを撮るなどして、ご家庭のチェックリストとしてご活用ください。

【3日前】
□ 飲料水・生活用水の在庫を確認する。
□ レトルト食品や缶詰などを買い足す。
□ 簡易トイレや乾電池など、防災用品の不足を確認する。
□ ハザードマップと避難場所を家族で確認する。
□ 窓の周囲やベランダ、庭に飛ばされそうな物がないか確認する。
【前日】
□ ポータブル電源を100%まで充電する。
□ モバイルバッテリーやスマートフォンを充電する。
□ 車のガソリンを満タンにしておく。
□ 保冷剤やペットボトルの水を冷凍しておく。
□ LEDランタンや懐中電灯が点灯するか確認する。
□ 浴槽へ生活用水をためておく。
【当日】
□ 最新の気象情報や自治体からの避難情報を確認する。
□ ランタンや懐中電灯をすぐ使える場所へ置く。
□ 冷蔵庫の開閉は必要最小限にする。
□ 雨や風が強くなる前に避難するかどうか判断する。
□ 外出は控え、安全な場所で過ごす。
💡 柔道整復師のコラム③|準備は「心の余裕」にもつながります
災害時は、身体だけではなく心にも大きな負担がかかります。
「何も準備していない」という不安は、判断力や冷静さを失わせる原因にもなります。
一方で、「必要なものは準備できている」という安心感は、家族全員の気持ちを落ち着かせ、適切な行動につながります。
防災は、災害が起きてから頑張るものではありません。
普段から少しずつ備えておくことが、身体だけでなく心を守ることにもつながります。
まとめ|家族を守る一番の方法は、普段から少しずつ備えること
台風や豪雨は、ある程度事前に予測できる災害です。
だからこそ、「ニュースを見て慌てる」のではなく、普段から少しずつ備えておくことが何より大切です。
特別なことを一度に始める必要はありません。
飲み水を少し多めに買っておく。
普段食べている食品を少しだけ多めにストックする。
スマートフォンやモバイルバッテリーを早めに充電する。
少年野球やアウトドア、日常生活で便利に使っている道具を、そのまま災害時にも活用できるようにしておく。
そんな小さな積み重ねが、家族を守る大きな備えになります。
家が安全に過ごせる状況であれば在宅避難を選び、危険が迫る場合は早めに避難所や安全な場所へ移動することも大切です。
状況に応じて柔軟に行動できるよう、今回ご紹介したチェックリストを参考に、ご家庭の備えを一度見直してみてください。
「備えていてよかった。」
そう思える日が来ないことが一番ですが、もしもの時の安心につながれば幸いです。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
台風や豪雨は、ある程度事前に備える時間がある災害です。
だからこそ、ニュースを見て慌てるのではなく、普段から少しずつ準備しておくことが大切だと感じています。
今回ご紹介した防災用品の中には、私自身が実際に使用しているものや、比較・調査を重ねて「これは安心しておすすめできる」と感じたアイテムがあります。
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