【台風で停電したら】最初にやること|冷蔵庫・スマホ・暑さ対策を時系列で解説
台風の接近中に突然電気が消えると、何から手をつければよいのか分からなくなりがちです。
冷蔵庫の食品を守るべきか。
スマートフォンを充電するべきか。
それとも、すぐに避難した方がよいのか。
特に真夏や残暑の停電では、エアコンが止まることで室温と湿度が上がり、熱中症の危険が高まります。
台風では停電だけでなく、断水や通信障害、浸水が同時に起こる可能性もあります。
大切なのは、電化製品をすべて動かそうとすることではありません。
限られた電気と水を、命と情報を守るために優先して使うことです。
私は昨年9月、車が電柱へ衝突した影響で、13時頃から約6時間の停電を経験しました。
残暑が厳しい時間帯だったため、1000Wh級のポータブル電源を使い、冷蔵庫、Wi-Fiルーター、扇風機、店舗のレジや超音波機器などを必要に応じて切り替えながら動かしました。
実際に停電を経験して分かったのは、ポータブル電源があるだけでは十分ではないということです。
何を優先するのかを事前に決め、冷蔵庫をむやみに開けず、通信手段を残し、暑さが危険になる前に移動を判断する必要があります。
この記事では、台風による停電が発生した直後から復旧後まで、家庭で行いたいことを時系列で解説します。
なお、暴風や浸水、土砂災害の危険が迫っている場合は、家電や食品よりも避難を優先してください。
第1章|停電したら最初の10分で確認すること
まずは身の安全と火気を確認する
停電した直後は、慌てて暗い室内を歩き回らないようにしましょう。
足元を照らし、転倒した家具、割れたガラス、雨漏り、浸水がないかを確認します。
調理中だった場合は、ガスコンロなどの火を止めます。
焦げ臭いにおい、電気がはじけるような音、コンセント付近の水濡れがある場合は、むやみに触らないでください。
屋外に切れた電線や倒れた電柱を見つけても、絶対に近づかず、電力会社や警察、消防へ連絡します。
自宅だけの停電か、地域停電かを確認する
安全な場所から、近隣住宅や街灯も消えているかを確認します。
周囲も消えていれば、地域停電の可能性があります。
周囲には電気がついていて自宅だけ消えている場合は、使いすぎによるブレーカー作動や漏電なども考えられます。
ただし、浸水、雨漏り、焦げ臭さ、配線の損傷がある場合は、ブレーカーを安易に戻してはいけません。
異常が見当たらない場合でも、原因が分からなければ電力会社や電気工事店へ相談しましょう。
停電情報と避難情報を確認する
地域停電だと考えられる場合は、契約している電力会社の停電情報を確認します。
同時に、気象庁の台風情報やキキクル、自治体の避難情報も確認してください。
停電の復旧見込みだけを見て在宅を続けるのではなく、浸水や土砂災害の危険も合わせて判断することが重要です。
台風接近中は、川や用水路、海、倒木の様子を見に外へ出ないでください。
スマートフォンを省電力モードにする
停電時のスマートフォンは、情報収集と安否確認のための重要な道具です。
停電を確認したら、次の設定を行います。
- 省電力モードまたは低電力モードをオンにする。
- 画面の明るさを下げる。
- 画面が消えるまでの時間を短くする。
- 不要なアプリの自動更新やバックグラウンド通信を止める。
- Bluetoothや位置情報は、必要がない間だけオフにする。
位置情報は地図や安否共有に必要になる場合があるため、一律に切るのではなく、使う場面に応じて切り替えます。
家族への連絡は、通話を繰り返すより、LINEやSMSなどの短い文字情報で「無事」「現在地」「今後の予定」を共有すると電池と回線の負担を抑えられます。
停電発生直後の優先順位は、次のとおりです。
- 身の安全、火気、浸水を確認する。
- 停電範囲、台風情報、避難情報を確認する。
- スマートフォンを省電力設定にする。
- 冷蔵庫と冷凍庫を開けない。
- 暑さ、断水、家族の体調を確認する。
台風が来る前に確認しておきたい家の周囲、窓、ベランダ、停電、断水への備えは、〖台風前に家でやること〗窓・ベランダ・庭・停電・断水を48時間前から備えるチェックリストで詳しくまとめています。

第2章|冷蔵庫と冷凍庫は、まず開けない
停電直後に食品を移し替えない
停電すると、冷蔵庫の中身が心配になり、何度も扉を開けたくなります。
しかし、開けるたびに冷気が逃げ、暖かい空気が入ります。
まずは扉を閉めたままにして、停電情報と復旧見込みを確認しましょう。
停電直後から、すべての食品をクーラーボックスへ移す必要はありません。
移し替えのために冷蔵庫を長時間開ければ、かえって庫内温度を上げることがあります。
必要な物は一度に取り出す
飲料、薬、保冷剤などを取り出す必要がある場合は、先に取り出す物を決めてから扉を開けます。
家族それぞれが何度も開けないように、取り出す人を一人に決める方法も有効です。
長時間化が見込まれる場合は、傷みやすい食品、当日中に食べる物、飲料をクーラーボックスへまとめます。
保冷剤やペットボトル氷は、冷やしたい食品の上部にも配置すると、冷気が下へ流れやすくなります。
氷、保冷剤、ペットボトル氷、アイスコンテナの使い分けは、〖少年野球のクーラーボックスに最適な保冷剤は?〗氷・ペットボトル氷・アイスコンテナとの違いを比較も参考にしてください。
冷蔵庫をポータブル電源で動かすときの注意点
冷蔵庫をポータブル電源につなぐ場合は、冷蔵庫の消費電力だけでなく、起動時に必要な電力も確認します。
冷蔵庫はコンプレッサーが動き始める瞬間に、通常運転時より大きな電力を必要とする場合があります。
ポータブル電源の定格出力と瞬間最大出力、冷蔵庫の仕様、取扱説明書を確認してください。
また、ポータブル電源の容量表示どおりの電気をすべて家電へ使えるわけではありません。
変換ロス、外気温、冷蔵庫の開閉回数、機種によって稼働時間は変わります。
我が家の停電では冷蔵庫を優先しましたが、常にWi-Fiや店舗機器も同時に動かしたわけではありません。
ポータブル電源の残量と表示される消費電力を見ながら、必要な機器だけへ切り替えて使いました。
500Wh、1000Wh、2000Whで真夏の停電時に何を動かせるかは、〖実測シミュレーション〗4人家族で真夏に停電したら?500Wh・1000Wh・2000Whポータブル電源で比較で比較しています。
停電時に冷蔵庫や扇風機、Wi-Fiなどを動かすには、1000Wh前後のポータブル電源が使いやすい選択肢になります。
Anker Solix C1000は1056Whの容量と定格1500Wの出力を備え、冷蔵庫と通信手段、暑さ対策へ必要に応じて電気を振り分けられます。
充電速度が速いため、台風の接近を知ってから充電を始めやすいことも大きな利点です。
ただし、実際の使用時間は接続する機器の消費電力、周囲の温度、変換ロスなどによって変わります。
復旧後は見た目やにおいだけで安全を決めない
食品が安全かどうかは、停電時間だけでは決まりません。
停電前の庫内温度、扉の開閉、室温、食品の種類、保冷状態によって変わります。
見た目やにおいに異常がなくても、食中毒の原因となる微生物が増えている場合があります。
「加熱すれば必ず大丈夫」とも限りません。
十分に冷えていない状態が長く続いた可能性がある食品や、安全性を判断できない食品は、無理に食べないことが基本です。
乳幼児、高齢者、妊婦、持病のある方が食べる物は、特に慎重に判断してください。
第3章|スマートフォンと通信手段を残す
電源は「移動用」と「在宅用」に分ける
モバイルバッテリーとポータブル電源の両方がある場合は、役割を分けると管理しやすくなります。
モバイルバッテリーは、避難や車での移動時に持ち出せるよう、一定量を残しておきます。
在宅中のスマートフォン、LEDランタン、充電式扇風機の充電には、必要に応じてポータブル電源を使います。
ただし、USBで直接充電できる機器をACアダプター経由で充電すると、変換ロスが増える場合があります。
USB出力が使える機器は、対応するケーブルを使って直接つなぐ方法も検討しましょう。
Wi-Fiは機器へ給電しても使えない場合がある
停電中でも、ONUやルーターへ給電すると固定回線を使える場合があります。
私が経験した約6時間の停電では、ポータブル電源からWi-Fi機器へ給電して通信を確保できました。
一方で、屋外の通信設備や回線そのものが被災している場合は、自宅の機器へ電気を送っても通信できません。
つながらない状態で機器を動かし続けると電力を消費するため、接続状況を確認してから使います。
停電が長引きそうな場合は、Wi-Fiを常時動かすのではなく、情報確認や連絡を行う時間だけ稼働させる方法もあります。
情報を一つのスマートフォンへ集中させない
家族のスマートフォンを全台同じペースで使うより、情報収集用、連絡用、予備というように役割を分けると、全台同時の電池切れを防ぎやすくなります。
重要な電話番号、避難先、家族の連絡先は、紙にも書いておきましょう。
乾電池式や手回し充電対応の防災ラジオがあれば、スマートフォン以外の情報源になります。

第4章|真夏の停電では暑さ対策を最優先する
扇風機は役立つが、危険な暑さを冷房にはできない
エアコンが止まった室内では、充電式扇風機やポータブル電源で動かす扇風機が役立ちます。
濡らしたタオルや霧吹きと風を組み合わせると、水分が蒸発するときの気化熱で身体の熱を逃がしやすくなります。
ただし、扇風機は室温そのものを下げる機器ではありません。
室内が著しく高温になった状態で、送風だけに頼って在宅を続けるのは危険です。
雨風が弱まり安全に移動できるうちに、冷房が使える避難所、親族宅、自治体が案内する施設などへの移動を検討してください。
停電時に在宅を続けるか、涼しい場所へ移動するかの判断は、〖災害・停電でエアコンが使えない〗夏の暑さをどう乗り切る?在宅避難・電源確保・移動の判断を徹底解説で詳しく解説しています。
真夏の停電では、充電式扇風機が重要な暑さ対策になります。
わが家では、少年野球や屋外作業でも使用しているマキタのCF301DZを活用しています。
家庭用の小型扇風機よりも風量が強く、マキタの14.4V・18Vバッテリーでコードレス運転できることが利点です。
ACアダプターも付属するため、平常時はコンセント、停電時は充電済みバッテリーという使い分けができます。
本体のみの商品はバッテリーと充電器が付属しないため、購入前にセット内容を確認してください。
水分と塩分をこまめに補給する
のどの渇きを感じる前から、こまめに水分を取ります。
汗を多くかいた場合は、水分だけでなく塩分も補えるスポーツドリンクや経口補水液などを状況に応じて活用します。
ただし、経口補水液は日常の飲料ではなく、脱水時の水分・電解質補給を目的とした物です。
持病や食事制限がある方は、医師から受けている指示を優先してください。
スポーツドリンクを自己判断で薄めると、本来の濃度や吸収設計が変わるため、基本的には製品表示どおりに飲みます。
熱中症予防の水分補給については、〖柔道整復師が解説〗熱中症を防ぐ正しい水分補給完全ガイド|ポカリスエットとアクエリアスの違い・年代別対策・飲料の選び方もあわせてご覧ください。
身体を冷やす場所と注意点
熱中症が疑われる場合は、できるだけ涼しい場所へ移し、衣服をゆるめ、身体を冷やします。
冷たいタオル、氷、保冷剤などで、首の周り、脇の下、足の付け根を冷やす方法があります。
保冷剤や凍ったペットボトルは、低温やけどを防ぐため、布やタオルで包んで使いましょう。
子ども・高齢者・持病のある方・ペットを優先する
子どもは体温調節機能が未発達で、高齢者は暑さやのどの渇きを感じにくい場合があります。
本人が「大丈夫」と話していても、顔色、発汗、受け答え、歩き方、食欲、尿の回数などを周囲が確認してください。
持病がある方、医療機器を使っている方、冷蔵保管が必要な薬を使用している方は、停電が長引く前に医療機関や機器の事業者へ相談できるよう、連絡先を準備しておきます。
ペットも人と同じように暑さの影響を受けます。
特に短頭種、子犬や子猫、高齢の動物、持病のある動物は早めの移動を考えましょう。
119番をためらわない症状
次のような場合は、自宅だけで対応せず、119番へ連絡してください。
- 呼びかけへの反応がおかしい、意識がない。
- 自力で水分を飲めない。
- けいれんがある。
- 身体を冷やしても症状が改善しない、または悪化している。
意識がはっきりしない人へ無理に飲ませると、誤嚥する危険があります。
救急車を待つ間も、安全な範囲で涼しい場所へ移し、衣服をゆるめ、身体を冷やします。
子どもの熱中症が疑われるときの対応は、〖子どもが熱中症気味のとき〗どうする?グラウンド・帰りの車・帰宅後の対処法と受診目安も参考にしてください。

第5章|断水も起きたら水とトイレを切り替える
水が出ていても節水を始める
停電直後は水道が使えていても、集合住宅の給水ポンプ停止や施設の被害により、あとから断水する場合があります。
まず、自治体や管理会社の情報を確認します。
飲料水と調理用水は清潔な容器で確保し、手洗いや清掃などに使う生活用水とは分けて管理しましょう。
飲料水の備蓄は、一般的に一人1日3リットルが目安とされています。
必要量は、〖災害用の水は何リットル必要?〗家族人数別の3日分・7日分と保存・運び方を徹底解説で家族人数別に確認できます。
浴槽の残り湯や雨水は、飲用や傷口の洗浄には使いません。
トイレ、清掃、庭への散水など、用途を限定して使います。
排水設備の安全が分からなければトイレを流さない
断水していても、浴槽の水を便器へ入れれば流せる場合があります。
しかし、台風や浸水で下水道、浄化槽、建物の排水管が損傷していると、汚水が逆流する可能性があります。
自治体や管理会社から使用停止の案内がある場合は、水洗トイレを流さないでください。
排水設備の安全が確認できない場合も、簡易トイレへ切り替えた方が安心です。
便器へ袋を取り付けるタイプは、あらかじめ一度組み立てておくと、暗い停電中でも迷わず使えます。
必要な備蓄数、袋の取り付け方、防臭、処分時の注意点は、〖簡易トイレは何回分必要?〗家族人数別の備蓄数・使い方・防臭・処分方法を徹底解説にまとめています。
第6章|避難するときに確認すること
避難は雨風が強まる前に判断する
停電していることだけを理由に、暴風雨のなかを無理に移動するのは危険です。
一方で、浸水や土砂災害、室温上昇の危険が高まってからでは、安全に移動できない場合があります。
気象庁や自治体の情報を確認し、避難が必要な地域では、雨や風が強くなる前、できるだけ明るいうちに行動します。
高齢者、乳幼児、障がいのある方、持病のある方、ペットと一緒に移動する家庭は、準備と移動に時間がかかることも考えて早めに判断しましょう。
安全にできる場合はブレーカーを切る
自宅を離れるときは、安全を確保できる場合に限り、使用中だった電熱器具などのプラグを抜き、ブレーカーを切ります。
これは、停電復旧後に電気製品が再び動いたり、損傷した配線へ通電したりすることで起きる火災を防ぐためです。
ただし、分電盤の周囲が濡れている、浸水している、焦げ臭い、火花が見えるといった異常がある場合は、近づいたり触ったりしないでください。
身の危険が迫っている場合も、ブレーカー操作のために避難を遅らせてはいけません。
持ち出す物は命と情報を優先する
避難時は、すべての防災用品を持ち出そうとせず、次の物を優先します。
- スマートフォン、充電ケーブル、モバイルバッテリー。
- 飲料水、すぐに食べられる食料。
- 常用薬、お薬手帳、医療機器。
- 身分証明書、現金、保険証などの必要情報。
- LEDライト、雨具、着替え、タオル。
- 乳幼児、高齢者、ペットに必要な物。
台風前の買い足しに迷う場合は、〖台風接近前に買っておきたい物〗水・食料・電池・保冷用品の最終チェックをチェックリストとして活用してください。
第7章|停電中にやってはいけないこと
携帯発電機を屋内や換気の悪い場所で使わない
ガソリンなどを燃料とする携帯発電機は、屋内では絶対に使用しないでください。
一酸化炭素は無色・無臭で、気づかないうちに中毒を起こす危険があります。
玄関、車庫、物置、テント内、囲われたベランダなども安全とは限りません。
屋外で使う場合も、窓、ドア、換気口から排気が室内へ入らない位置に置き、製品の取扱説明書に従います。
台風の雨を避けるために、発電機を屋内へ移動させてはいけません。
炭や七輪を室内で使わない
炭、七輪、練炭なども一酸化炭素中毒の原因になります。
停電時の調理や暖を取る目的でも、室内や換気の不十分な場所では使用しないでください。
カセットコンロを使う場合は、取扱説明書を守り、換気と火災に注意します。
カセットボンベを加熱したり、コンロを覆うほど大きな調理器具を使ったりするのも危険です。
濡れた電気製品やコードを触らない
水に濡れたコンセント、延長コード、家電製品を、濡れた手で触ってはいけません。
一度水に浸かった電気製品は、乾いたように見えても内部に水分や泥が残っている場合があります。
自己判断で再使用せず、メーカーや専門業者へ相談してください。
車内で長時間過ごすときは周囲を確認する
車のエアコンや充電機能を使う場合は、冠水、倒木、飛来物、排気ガスにも注意が必要です。
密閉された車庫や、排気口がふさがる場所ではエンジンをかけないでください。
車内はエアコンを止めると短時間で高温になるため、子ども、高齢者、ペットを残さないようにします。
第8章|電気が復旧しても、すぐに全部つながない
ブレーカーを戻す前に家の中を確認する
周囲の家や街灯に電気が戻っても、自宅の安全が確認できるまでは慌ててブレーカーを戻さないようにします。
次の点を確認してください。
- コンセントや分電盤が濡れていないか。
- 家電や延長コードが浸水していないか。
- コードが家具の下敷きになったり、被覆が破れたりしていないか。
- 電熱器具や調理家電のスイッチが入ったままになっていないか。
- 焦げ臭いにおい、変色、異音がないか。
異常がある場合は通電せず、電力会社、電気工事店、メーカーなどへ相談します。
電化製品は一つずつ確認する
安全が確認できてブレーカーを戻す場合も、家電を一度にすべて動かさない方が安心です。
照明などで通電を確認したあと、必要な機器から一つずつ電源を入れます。
異臭、異音、発熱、煙が出た場合は、すぐに使用を中止してください。
冷蔵庫、エアコン、給湯器、通信機器の時計や設定が初期化されていないかも確認します。
食品・水・防災用品を点検する
冷蔵庫と冷凍庫の食品は、停電時間や保冷状態を踏まえて慎重に判断します。
使用した飲料水、乾電池、簡易トイレ、保冷剤、カセットボンベなども記録し、早めに補充しましょう。
停電中に困ったことを家族で共有しておくと、次の備えが具体的になります。
私自身も停電を経験したあと、電源だけでなく、生活用水、簡易トイレ、保冷用品の置き場所まで見直しました。

まとめ|停電時は「安全・情報・暑さ」の順で守る
台風で停電したときは、すべてを一度に解決しようとしないことが大切です。
まずは身の安全、火気、浸水を確認します。
次に、停電情報と避難情報を確認し、スマートフォンの電池を温存します。
冷蔵庫はむやみに開けず、停電が長引く場合にクーラーボックスやポータブル電源を活用します。
真夏は、食品よりも人の暑さ対策が優先です。
扇風機や保冷用品を使っても室内で安全に過ごせない場合は、暴風雨になる前に冷房が使える場所への移動を検討してください。
断水や排水設備の異常が疑われる場合は、飲料水を確保し、早めに簡易トイレへ切り替えます。
避難するときは、安全に操作できる場合にブレーカーを切ります。
復旧後も、水濡れや配線の損傷を確認してから、一つずつ電化製品を戻しましょう。
停電時の最終チェックリスト
- 身の安全、火気、浸水、焦げ臭さを確認した。
- 電力会社、気象庁、自治体の情報を確認した。
- スマートフォンを省電力モードにした。
- 冷蔵庫と冷凍庫を開けないよう家族で共有した。
- ポータブル電源で動かす機器の優先順位を決めた。
- 子ども、高齢者、持病のある方、ペットの体調を確認した。
- 飲料水と生活用水を分けた。
- 排水設備の安全が分からない場合は簡易トイレへ切り替えた。
- 移動が必要なら、雨風が強まる前に判断した。
- 復旧後、濡れた家電や配線へすぐ通電しなかった。
夏の停電、断水、熱中症をまとめて考えた備蓄は、〖夏の防災で追加したい物〗停電・断水・熱中症を同時に考える備蓄で確認できます。
水、食料、簡易トイレ、電源を家族人数別に見直したい方は、〖防災備蓄は何日分必要?〗家族人数別の水・食料・簡易トイレ・電源チェックリストもあわせてご覧ください。
防災用品は、持っているだけでは十分ではありません。
停電したときに誰が情報を確認するのか。
何へ電気を使うのか。
いつ移動へ切り替えるのか。
家族で一度話し合い、実際にライトや簡易トイレ、ポータブル電源を使っておくことが、いざというときの迷いを減らします。
※本記事は一般家庭向けの防災情報です。
災害時は、気象庁、自治体、電力会社、消防、警察などの最新情報を優先してください。
製品の定格出力、使用条件、保存期限などは変更される場合があるため、使用前にメーカー公式情報と取扱説明書をご確認ください。
参考にした公的情報
- 気象庁|あなたの街の防災情報
- 厚生労働省|熱中症予防のために
- 資源エネルギー庁|あらためて学ぶ、「停電」の時にすべきこと・すべきでないこと
- 東北経済産業局|停電時の発電機によるCO中毒や、復旧後の通電火災に注意!
あわせて読みたい関連記事
台風による停電は、電気だけでなく、暑さ・断水・食料・トイレなど複数の問題につながります。
停電前の準備や家族人数に合わせた備蓄も、あわせて確認しておきましょう。
- 〖台風接近前に買っておきたい物〗水・食料・電池・保冷用品の最終チェック
- 〖夏の防災で追加したい物〗停電・断水・熱中症を同時に考える備蓄
- 〖災害・停電でエアコンが使えない〗夏の暑さをどう乗り切る?在宅避難・電源確保・移動の判断を徹底解説
- 〖実測シミュレーション〗4人家族で真夏に停電したら?500Wh・1000Wh・2000Whポータブル電源で比較
- 〖防災備蓄は何日分必要?〗家族人数別の水・食料・簡易トイレ・電源チェックリスト
実際に使っている防災用品は楽天ROOMでも紹介しています
停電や断水への備えとして、実際に使用している物や、比較・調査して選んだ防災用品を楽天ROOMにまとめています。
ポータブル電源、保冷用品、コードレス扇風機、簡易トイレなど、普段使いしながら災害時にも役立つ物を中心に掲載しています。
商品選びで迷っている方は、備蓄を見直す際の参考にしてください。
※商品価格、在庫、仕様は変更される場合があります。購入前に商品ページで最新情報をご確認ください。



“【台風で停電したら】最初にやること|冷蔵庫・スマホ・暑さ対策を時系列で解説” に対して1件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。